地域おこし協力隊員が鳥取へ行くということ。

今日の夕食。高知名物、自由軒の味噌カツラーメン。

ラーメンとは関係ありませんが、

鳥取と高知の地域おこし協力隊員が逮捕されました。

逮捕された高知の隊員は、逮捕された鳥取の隊員と交流があったようです。

彼らが逮捕された時と同じ頃、

彼らとは何の関係もない高知の協力隊員の私が、同じく彼らとはまったく関係のない鳥取の元協力隊員と交流しに行くために、役場に出張費を請求していました。

出張の目的は、大麻の栽培とも、もちろんいかなる犯罪とも無縁のフットパスというのどかなお散歩を楽しむ方法を学びに行くことでした。

予算がないということで私の出張は取り消されました。

彼らの逮捕が出張取消しの原因かどうかはわかりません(たぶん本当に予算がないからだと思う)。

しかし、彼らの逮捕が地域おこし協力隊への信頼を低下させたことは間違いないはずです。

地域おこし協力隊の仕事が成功するかどうかは地域や役場と「信頼関係」が築けるかどうかにかかっています。

信頼関係は1日では作れません。

任期の三年かけても作れるかどうか。

実は今、高知の伝統的な石垣(石積みともいう)を学べそうになっています。

半年前に高知に来て一番最初に感動したのが棚田などそこかしこにある手積みの石垣の美しさでした。

そこで、石積みの方法を知っている人に当たってきましたが、教えてくれる人はなかなか見つかりませんでした。
当然のことですが、信頼されていなかったからだと思います。

危険だし、私が長く日高村にいるとは限らないのに教えるのは確かに危険です。

ただ最近ちょっと教えてもらえるような雰囲気が出てきました。

少しは信頼されるようになってきたのかもしれません。

石積みも信頼もひとつひとつの積み重ねです。