三枚おろしに挑戦する

栗まつり真っ最中の愛媛県中山町から帰ってくると、知り合いの中山さんに釣ったばかりのアジをもらいました。

もちろん魚は好きです。

ただ基本的には肉派で、魚のおいしい高知に来ても家で魚を食べようなどとは思ったこともありません。さばくのがめんどくさいし、生臭いし。

引っ越してきてすぐの頃、「やっぱり高知に住むなら新鮮な魚を自分で捌いて食べないともったいない」と義理の母がプレゼントしてくれた包丁も、台所の奥深くに眠ったまま。

今日いただいたアジは、刺身用にすでにさばいてくれたものと、塩焼き用に内蔵とゼイゴを取って下処理してくれたものです。私たちが魚料理をしないと知っている人なので、いつもこうして手間をかけていただきありがとうございます。

このアジを見て、自分の中で何かが変わりました。

「そうだ三枚におろしてみよう!」

義理の母からもらった包丁は、手入れがめんどくさそうなので使わず、いつもの切れない包丁で、クックパッドを見ながらやってみると、意外と上手にできました。

数時間前まで高知の海で泳いでいたアジはおいしさが違います。

関東に住んでいたら、いくらお金を積んでも物理的に絶対食べることのできない味です。どんなに技術が発達しても、この鮮度の壁だけは超えられません。

それはともかく、

自分で魚を三枚におろせるようになると、40才を超えてはいても、自分が成長して大人になったような誇らしい気分になります。

明日からは家で魚をさばけるようになりました。

義理の母からもらった包丁が活躍する日も近そうです。