とみんファースト? いいえ、とんぼファーストです

日高村にいるトンボの種類は確認されているだけで73種類。日本にいるトンボが約200種なので、日高村に来れば日本のトンボの約3分の1と会うことができます。日高村がトンボの楽園として知られるゆえんです。

トンボは、人里で暮らすトンボと自然の中で暮らすトンボに大きく分けられます。トンボの種類が多いということは人と自然が共存していることを意味します。人が増えてもトンボは減りますし、自然だけになってもトンボの種類は減ります。昔から田んぼとトンボがよく似合うように、人と自然が一番調和しているときにトンボは最も種類が多くなります。

トンボは、今、日高村が理想的な里山だと教えてくれます。日高村にトンボが70かそれ以上の種類いつもいるような環境を維持すれば、これからも人と自然のバランスが取れた理想の状態を保つことができるはずです。

日高村のトンボの名所に渋川トンボ公園があります。残念なことに今この公園は荒れ放題です。10数年前空を埋め尽くしたミナミヤンマの大群も今は一匹見つけるのも困難なほど環境は変化しました。人口が減ったためです。整備すればこの公園ほど美しい公園はほかにないと思えるほど、荒れている今のトンボ公園を見ても容易に想像できます。古い石積みの棚田と清らかな水の流れ。人と自然の調和の美しさをこの公園は体験させてくれるはずです。

トンボが元気に暮らすためにもっと人口を必要とするならば「トンボのために移住者を連れてこよう」。そう思えるほど美しい公園です。

今紅葉最盛期の錦山公園(写真上)に引き続き(本ブログ「山を手に入れる」参照)この渋川トンボ公園もコツコツ整備するつもりです。私には、当然都民ファーストでもなく、もちろんアスリートファーストでもない、場合によっては村民ファーストですらなく、未来の世代のためにトンボファーストです。

レストラン旭「チキン南蛮」。