鹿肉のバーガーをダブルで

日野まで行ったのでロッテリアのジビエ鹿肉バーガーを食べてきました。

多摩市からは車で30分ほどの場所です。

話は横道にそれますが、

高知にいる頃よく聞いた「東京にはなんでもある」という話は、こと東京都多摩市に限っては当てはまりません。

まずここ多摩市には高知にあるものはなに一つありませんし、

以前住んでいた埼玉県の川越市と比べても多摩市にはまったくと言っていいほどなにもありません。

川越なんて市の中心部へ行けばなんでもありましたが、多摩市にはロッテリアすらないのです。

東京のくせに。

ところで、

ジビエといえば高知ではよくイノシシを食べました。

野生のイノシシはそれぞれ個体ごとに個性があり、味もそれぞれにまったく異なります。

美味しかったり美味しくなかったり、固かったりやわらかかったり、香りが強かったり逆にまったくなかったり。

工場のような場所で均一に育つ家畜の牛や豚や鳥のようにイノシシもいつも同じ味というわけにはいきません。

今日の鹿肉のように全部いっしょくたにハンバーグにしてしまえば、個体差が解消され味が均一になって良いアイデアだなと思いました。

私がいただいたイノシシ肉もハンバーグにすればよかった。

もう手遅れです。

多摩市では絶対にイノシシは食べられません。いないので。もしいても、私たちは捕まえて食べるどころか悲鳴をあげて逃げ回るだけでしょう。

高知ではイノシシはいつもバーベキューやベーコンにして食べていました。

そうするとあの独特の風味が強くて、最初のうちは美味しく食べていてもすぐ飽きて結局牛や豚や鳥がうまいということになってしまったものです。

話が横道へ逸れすぎました。

肝心の鹿肉バーガー、味の方は最高でした。

ソースがジビエ独特の風味をよく消していたと思います。鹿と言われなければ鹿だとわからなかったかもしれません。

それでも牛と比べると力強い野生の肉らしさがありました。

なにもない多摩市から食べに行くとジビエのおいしさはまたひとしおです。




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