高知のコーンは甘いのか

隣のいの町できび街道が今年も始まりました。

信じられないほど甘いトウモロコシ(こっちの言葉で「きび」)の採れたて茹でたてを売る農家直営屋台が、街道沿いに並びます。

毎年、昼には売り切れるほどの大人気で、午後には手に(口に)入りません。

3年前初めてここのトウモロコシを食べた時にはあまりの甘さに驚き「さすが高知の野菜は違う」と高知に引っ越してきたことを喜び感動したものです。

東京では40年暮らしてもこれほど甘いトウモロコシは食べたことがありませんでした。

ところが最近、この甘さは高知と東京の差ではなく品種の違いではないかとの気がしています。

私が東京を離れたちょうど3年ほど前に、恐ろしく甘い品種が市場に出回りだしたとの噂を耳にしました。

きび街道のトウモロコシが甘いのは高知の土地のおかげではなく、品種のせいなのか?

だとすると今東京の人たちも同じ甘さを体験しているのかもしれず、高知の野菜は東京とはレベルが違うと思い込んでいるのは3年前に移住してきた私だけなのかもしれません。

ただ、それでもなおこの甘さは品種のためだけではないと思います。

いの町のきび街道では、収穫したてのトウモロコシをすぐに茹でて売っているからです。

トウモロコシの糖度は明け方が一番高く、また収穫するとその糖度は急激に落ちてゆくとどこかで誰かが言っていました。

いの町のきび街道では朝最も甘いうちに収穫し、そのまま茹でて糖度を固定してしまうから甘いのだそうです。

こんな売り方をしているトウモロコシは私の知る限り東京にはありません。

東京都あきる野市にもトウモロコシ街道がありますが、売っているのは生のトウモロコシでした。

やはり「さすが高知」です。野菜の特性を知り尽くしています。

もちろん今はあきる野市でも茹でたてを売っている可能性は否定できません。

私が移住した3年前に売り方が変わったこともありえます。




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