香らない柚子の使い道

実家の庭に実った柚子の実(写真)で今年は柚子酢を作ることに。

去年は3つしか実らなかった柚子も、今年は木に日が当たるように周囲を整えたのでたわわに実りました。

冬至の今日は葉っぱよりも実の方が多いのではないかと思うほど実っています。

ところがこの柚子、ほとんど香りがありません。

それもそのはずで家のは本物の柚子ではないようです。

「柚子とは葉がどうも違う」と友人が教えてくれました。

見てみると確かに柚子の葉ではありません。

本物の柚子の葉は個性的で小さいのと大きいのが2枚縦に並んでいます。ところがうちの葉には個性がない。どこにでもありそうな普通の形。

友人は「花柚子という種類ではない?」と教えてくれました。

たぶんそれです。

基本的に香りは少ないのですが、柚子酢を絞っていると時々何かの拍子に柚子の香りがすることがあります。

もしかしたら普通の柚子の香りもこの程度かもしれない。と淡い期待をもって今日スーパーで売っている高知産の柚子に鼻を寄せてみたら、寄せるまでもなく強烈な柚子の香りがしました。

これこそ本物の柚子です。

この柚子で柚子酢を作ったらどんなにおいしいだろう。

高知産で柚子酢を作りたい誘惑にかられます。

香りのない家の柚子で柚子酢を作ってもあまりおいしくないのはわかっています。

わかってはいるのですが、家の柚子の木は亡き母からの贈り物。

元気な頃の母が植えた木なので大事にしたい。せっかくなってくれた実を何かに活用して無駄にはしたくない、

そんなわけで今日は柚子酢を作り、いくつかは湯船に浮かべています。

ほとんど香りはしません。

ただこの小さな黄色い実にはものすごく親しみを感じています。




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