夕方、北の空から嵐が流れてきました。
雷鳴を伴う激しい雨と風。写真はその直前の黒雲。
日中蒸し暑かったので、涼しい風を連れてくる雨は心地よく、とても助かります。
多摩の北には埼玉があります。
一説によると、埼玉という名前は「さきたま」つまり多摩の先にある土地ということから名付けられたそうです。
埼玉は多摩より先の未開の土地。
私は多摩市出身ですが埼玉県に10年以上住んでいたので、よくこれを地元の埼玉県民に話して嫌がられました。
埼玉の人は東京多摩地方の人間を自分たちと同じ田舎者だと思っているので、私が東京風を吹かすとみんなムッとしていたものです。
懐かしい。
今日の嵐は埼玉の風を運んできてくれているかと、一生懸命に鼻をきかせて懐かしい匂いを探してみましたが、どこからみても雨は雨で風は風。
とくに埼玉らしさはありませんでした。