都会と田舎どっちが暮らしやすいか

高知で暮らしていると、田舎暮らしの方法を教えてくれるワークショップやセミナーがいつもどこかで必ず開催されています。

こういったセミナーでは畑のやり方のような典型的な田舎暮らしの方法だけではなく、近所付き合いの方法や田舎での仕事の仕方、起業の方法など田舎暮らしで困るだろう様々な問題を解決する方法を教えてくれます。

田舎暮らしってそんなに難しいのでしょうか?移住セミナーを受けなければ田舎では暮らせないほど大変なのでしょうか?逆に田舎から都会へ上京する人のためのワークショップというのはあまり聞いたことがありません。都会暮らしコンシェルジュと相談しながら東京生活をスタートさせる社会人がいたら相当な贅沢です。おそらく「腰抜け」としてバカにされます。まず都会暮らしのコンシェルジュなんていないはずです。

都会の生活も決して楽ではありませんが、田舎から都会へ出て暮らす人は、たいていみんな誰の助けも借りずに都会の荒波を乗り切ります。

(日高村は高知では都会ですが)こうして田舎に一年住んでみて思うのは、暮らしやすさは都会も田舎もそれほど変わりはないということです。人間社会に暮らしている以上人がいれば苦労はどこでも同じです。

ただ田舎で暮らしてみると都会育ちの弱さはとても感じます。生きる手段をすべて購入している都会人は、人が本来持っている生きる能力が気が付かないうちに退化していると感じました。

田舎暮らしワークショップやセミナーの多さは都会人の弱さを証明しています。都会から田舎に来る人は誰かに助けてもらわなければ生きられない人が多いようです。

逆に、田舎から都会へ出る人は一人でも道を切り拓いていける強い人が多いのでセミナーなど必要ありません。

田舎の人はなぜ強いのか。そして都会の人はなぜ弱くなってしまったのか。

セミナーを受ける前にまず生きる強さを取り戻すことが大切な気がします。

写真は鮎の塩焼き。

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