今さらですが台風19号のあの晩、私の治療室の地域にも避難指示(勧告?)が出ていたと知りました。
それにしても多摩市には人がたくさんいます。この大人口を収容できる避難所なんてあるのでしょうか。
今さらながら心配になり調べてみました。
多摩市の人口が約15万人。これに対して避難所の数は33。一つの避難所に約4500名の人が収容されることになります。
そこで市のホームページで各避難所の定員数を調べてみると、どこの避難所も定員は大体500名程度。とても足りません。
多摩市に住むということは救命ボートの足りない船に乗っているようなものだと知りました。災害が起きても助かるのは避難所に入れた運の良かった人だけ。
タイタニック号の乗客気分です。
日高村と違い、多摩市には飲める水が流れる小川も食料が生息している山もないので、ライフラインがストップしたら海に落ちるのと同じ、生き残るすべはありません。
大海に浮かんでいるような暮らしです。早く陸へ上がらねば。
高知へ戻るまでの数年の間にどこにも災害の起こらないことを祈ります(最近の気象を見ていると望み薄ですが)。