選挙は必要なのか

高知では基本的に選挙はありません。

政治家が任期を終えると、後任はいつの間にかどこかで決まっていて、

立候補者の数が定員を超えることはめったにないからです。

私たちの代表はいつも無投票で当選していました。

投票ができないのだから最初から選挙なんてなくしてしまえばいいと思ったものです。

一方、東京ではまだ選挙をやっています。

去年の知事選なんて20人もの人が立候補していました。

ところが投票したい思える立候補者は一人もいません。

それどころか、向こうから歩いてきたら目を背けたくなるような怖い人ばかりです。

選挙なんてやらなくていいから誰かちゃんとした人をどこかで適当に選んでほしいと思ったものです。

なんとかよさそうな人を選び出し投票してきました。

今日も選挙でした。

やはり投票したい人は一人もいません。

前々から思っていたのですが、

公務員や裁判官には資格試験があるのになぜ政治家には資格試験がないのでしょう?

政治家こそ資質が問われるべきだと思うのに人気投票だけで誰でもなれてしまうのは問題です。

どんな人だかまったくわからない人を、見かけと公約だけを頼りに選ぶ選挙には危ういものを感じます。

だいたいその公約だって私の経験上全部嘘です。

あらかじめリーダーシップや責任感、愛国心、約束を守ることの大切さ、それに法律やコミュニケーション能力などについて高度なトレーニングを受け、ある程度以上の能力があると認められた人だけがぜひとも政治家になってほしい。

そうしてくれれば選挙なんていりません。

リコールの権利だけ私たちに残しておいてくれれば、あとは能力のあるプロの政治家にお任せします。

 

投票所で悩みに悩んだ末、

アメリカの大統領やイギリスの首相から話しかけれても無視してしまうような低い認知能力しかない総理大臣の党に、一票を投じなければならないのは苦痛でしかありません。




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