逆転の構図

日高村の北部には水質日本一の清流仁淀川が流れています。

この美しい川を望む高台に、巨大な城のようにそびえ建っているのが県の産業廃棄物最終処分場エコサイクルセンターです(表紙写真中央)。

村の人から「エコ」と呼ばれるこの施設は、村を二分する激しい議論の末生まれました。

ここでエコの是非を論ずるつもりはありませんが、

仁淀川の写真を撮るとき、エコはやはり邪魔です。

屋形船仁淀川からカメラを構えても(表紙写真)、下流の名越屋沈下橋から仁淀川を見ても、必ずエコがフレームに入ってきます。

さて、四国の美しい景色を募集する「四国八十八景プロジェクト」に日高村からも応募しようという話になりました。

そこで腕はないのにカメラだけは良いものを持っている私が写真を撮ることに。

日高村の景色の良いところを探していると、課長が「エコから見た仁淀川がえいですよ。」と教えてくれました。

まさに逆転の構図です。

エコから仁淀川を撮れば、エコは絶対に写りません。

実際、景色は絶景でした。

 

数年後エコサイクルセンターは役目を終え、日高村は最高の絶景ポイントを手に入れます。(今日は特別にエコ敷地内から写真を撮らせてもらいました)。

その時、たくさんの腕の良いカメラマンが集まって来て、日高村から四国八十八景が誕生するはずです。




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