大栗川にて、
亀と川鵜がにらみ合っていました(表題写真)。
川鵜は亀を食べようとしているのではないか。
私の偏見かもしれませんが、どうも川鵜とかカラスのような大きめで色の黒い鳥は暴れん坊のイメージがあります。
亀とか子猫のようなか弱く動きのろい生き物は格好のいたずらの的にしてしまう。
勝手にそんな鳥だと思っています。
緊張感をもってしばらく見ていましたが、川鵜に攻撃のそぶりは見えません。
1羽と1匹はじっと動かずにただひたすら見つめ合っています。
彼らはいったい何を思い見つめ合っているのか。
見つめ合いの顛末が気になりしばらく私も見ていました。
それにしても大栗川はやっぱり汚れた川です。石にはヘドロみたいなのがべっとりとこびりついています。
高知の仁淀川とは比べようもありません。
実際仁淀川の水を川から直接飲んだことがありますが、お腹を下すことはありませんでした(キレイといっても天然の大腸菌がいるのでいちおう飲んではいけないと言われています)。
一方、大栗川の水は人間が飲んだらたぶん死ぬか、死ななくても体と心にも大きなダメージを受けると思われます。
この亀と川鵜は大栗水をふんだんに飲んでいるのにどうして平気なのだろう。
と思ったら川鵜は飛び去ってしまいました。
川鵜と亀が飲んでも平気なんだから、
大栗川の水だって飲んだら意外とおいしいのかもしれません。