近所の西友で高知県日高村名産のシュガートマトを売っていました(写真)。
東日本の人にはあまりなじみのないトマトかもしれませんが、
「東のアメーラ、西のシュガー」と誰かに言われるほどフルーツトマトの世界では有名なトマトです。
京都は錦市場で数百年続く八百屋、マツタケだの京野菜だの丹波の黒豆だのを売っているところの番頭さんに、
「シュガーは仕入れたはしから売れていきますわ。」と言わしめたトマトです。
彼は私が日高村から来たと知らずに教えてくれたので、その言葉を聞いてうれしさもひとしおだったのを懐かしく思い出します。
そんな日高村の誇る高級トマトが、安さをウリにしているスーパーマーケット西友で売られているのは驚きです。
しかも西友は中国四国地方にはありません。
どうりで以前から西友はただの安売りスーパーではないと思っていました。
シュガートマトを仕入れるとは。
本物の目利きが間違いなく西友のバイヤーの中にいます。
西友あなどりがたし。
ところで、
写真のシュガートマトは上から2番目ランクのビアンコです。
「なんだ1番上ののロッソプレミアムじゃないのか」と思われるかもしれません。
だけど大丈夫。このビアンコの中にも糖度10以上のロッソプレミアムが1個か2個必ず含まれています。
どうしてかは知りませんが、含まれていると以前関係者から聞いたことがあります。
買われた方はどうぞ十分に追熟してからお召し上がりください。
信じられないくらい甘いトマトです。
(注)ちゃんと追熟しないとただの普通の小さなトマトです。念のため。以前買ってすぐに食べた人から「全然甘くないじゃないか」と抗議されたことがあります。食べたくてもすぐには食べず、しばらくがまんして置いておくとものすごく甘くなります。