友人の勧めで稲城の蕎麦屋で牛タンの味噌漬けを食べてきました(写真)。
「ここは牛タンの味噌漬けがおいしいんですよ。」
とあまりにも強調するので、
この蕎麦屋は蕎麦よりもむしろ牛タンの味噌漬けが名物なのかと思いきや、
味噌漬けは星の数ほどあるおつまみメニューのうちの小さな文字で書かれたたった一つに過ぎませんでした。
たった一度の来店でそれを見つけ出した友人の願力、嗅覚、食に対する貪欲さ、
見事という他ありません。
味は言うまでもなく激うまでした。もちろん蕎麦もです。
友人は体重140キログラム。
体重を増やし代わりに命を削ってまでバイクを飛ばし、旨いものを探すため東京西部を一人食べ歩いているその姿には心から頭が下がります。
現在お嫁さん募集中。
しかし彼がファミチキよりも愛せる女性を見つけ出すのは、蕎麦屋で牛タンの味噌漬けを見つけることより、残念ながら難しいと思います。