突っ込んでくるから気をつけて

京王百貨店、閉店間際の売り尽くしセールにて、

とてつもなく美味しそうな寿司を半額爆安にてゲットしてきました。

早く行き過ぎては値下げがされず、逆に閉店ギリギリに行ってしまっては売り切れている、その間隙を突いた絶妙なタイミングで来店し、見事最高の品をゲットできました。

ところがその感動に泥を塗る出来事も。

会計直前、例によって一人のお婆さんがわたしの前に割り込んできて、わたしよりも先に寿司を大量に購入していきました。

前に並んでいる人の家族友人のふりをして図々しく割り込む、これぞ多摩老人のお家芸、お得意の割り込み芸です。

腹は立ちましたが黙認、もう注意はしません。

バス停でもスーパーのレジでも、多摩の老人による割り込みは日常茶飯事で、これはもう地域特有の文化とさえいえます。

いちいち腹を立て注意をしていたら精神がもちません。

この土地では自分さえよければ他人のことなど知ったこっちゃない、のか

あるいはそもそも他人の存在などまったく目に入っていないのか、

多摩の人が列に割り込む理由は分かりませんが、そもそもわたしはこの土地に興味がないので知ろうとも思いません。

そういえばごみ収集のバイトをしているとき、

先輩から「この辺りの奴らはどんどん突っ込んでくるから気をつけろ」と再三注意されたのを思い出します。

実際街を走りゴミの収集をしていると、多摩市民は歩行者も自転車も自動車も

「お前らのために道など絶対に譲ってやるものか。お前が譲れ!」とばかりに収集車や私たち収集人に向かってどんどんと突っ込んできます。

事故寸前の恐ろしい経験をなん度もしました。

多摩は高知と違ってものすごいたくさんの人間が暮らしているのですから、

高知以上に譲り合いの精神で暮らしていかなければいけないと思うのですが、

どうも人間というのは数が増えると一人一人の価値は減っていくものなのかもしれません。

多摩市民には他の人が虫か何かに見えているのでしょう。

他者への思いやりをこの土地で見ることは極めて稀です。

 

寿司は売れ残りにも関わらずたいへん美味しゅうございました。




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