先日、梅を見に行った百草園で猪まんが売っていました(表題写真)。
懐かしい猪肉とこの多摩で出会えるとは。
どこの山を歩いていた猪かはわかりません。
店は青梅から来ていたので、御岳山に住む聖なる猪肉の可能性もあります。
味はよくわかりませんでした。大量に投入された様々な調味料によっておいしく味付けされていたために猪感はほぼゼロ。
あの肉が果たして猪だったのかどうか、今となっては定かではありません。
猪肉は臭いと思われがち、ゆえに濃く味付けされがちです。
実際はそんなに臭くはありません。ただ野趣あふれる香りはあります。
高知県日高村には猪肉本来を香りを生かしておいしいハムを作る名人がいました。
この世にこれほどうまい肉があるのかと感動するほどのおいしさに、
ハムとかベーコンにするとあの猪肉特有の香りが生かせると知り、私も一度ベーコンを作ってみましたが、一度で終了。
一口目はものすごくおいしかったのに、香りがくどくて二口目でもう飽きてしまいました。
今振り帰るとあれが猪肉の臭さだったようです。
そういえば日高村にいた頃、猪肉はもらってばかりで買ったことがありません。
多摩で手に入れようとしたらいくらぐらいかかるのか?
調べてみたらネット通販で訳アリの猪が500グラム2500円とありました。
訳アリの猪?
家出した猪や夜逃げした猪が悪い人間に捕まり、肉として売られてしまったのでしょうか。