糖尿病で入院している妹について、お医者さんから説明があるというので聞きに行ってきました。
父の付き添い。耳の遠い父の耳代わりです。
医師によると、妹は病院の食事が口に合わないようでほとんど食べていない。この状態で血糖を下げる薬を飲むと低血糖の危険があるために、食事のたびにものすごく吸収の良い栄養ドリンクの缶を飲んでから、薬を服用してもらっているそうです。
栄養ドリンクのおかげで妹はこの入院中、脂肪肝になってしまいました。
入院の目的は血糖を下げることだったはずで、薬を飲むことが目的ではなかったはず。
そう思った私は、「食事を食べないおかげで血糖が下がっているのですから、薬は飲まなくてもよいのではないでしょうか?」と医師に聞いてみました。
私としては、せっかく血糖が正常値になっているのにあえて血糖を下げる薬を飲み、その結果、低血糖の危険におびえたり、おまけに脂肪肝にならなければならない理由がわからなかったのです。
それに対する医師の長い答えを私の理解した範囲でまとめると、今後食欲が戻った時に再び上がるだろう血糖値を下げるため、今からしっかりと薬は飲む必要があるとのことでした。
私には理解不能。
今、頭が痛くないのに、いつか痛くなるときに備えて今から頭痛薬を飲み続けるということなのでしょうか?その薬が命を奪うかもしれないのに。
ただあまり医師を質問攻めにして機嫌を損ねられ、入院中の妹がいじめられても困るのでそれ以上の質問は止め、
「なるほど。そういう理由ですか」といちおうはわかったふりをしておきました。
続けて、
医師は、糖尿病は一生の病気なのでこの先ずっと病院食と同じ薄味に慣れる必要があると言っていました。
「とにかくこれからは塩分は控えないといけません。」
そこで私はまたわからなくなりました。
血糖値を抑えるために、糖を控えろならわかります。糖尿病なのになぜ塩分を控えるでしょう?塩分を減らすと血糖値が下がるのでしょうか?
その疑問を医師にぶつけてみると、その答えは
「塩分の濃い食事は高血圧の原因だからです。」
再び理解不能。
高血圧と高血糖は同じなのか?
ただそれ以上質問すると医師が怒りそうなので止めました。
「塩分は高血圧の原因なんですね」と先生のおかげで初めて知りました、みたいな顔をしておきました。
家に帰ってからネットで調べればわかることです。
家に帰り調べてみると、ネットは塩分と高血圧の関係の他に、
Ⅱ型糖尿病にはさらに2つのタイプの人がいると教えてくれました。
それは、病院へ行って一生治らない人と、病院へは行かず自分で食事を見直して糖尿を治してしまう人です。
もしも私が糖尿病になったなら、迷わず後者になります。
ネットにいる糖質制限を主張する医師の話のほうがはるかに合理的でわかりやすいからです。
それでも一生糖尿病でいて、低血糖で死ぬ危険のある薬を毎日一生飲み続けろいうのなら、もっと合理的な理由がないとついていけません。
ただ肝心の妹がどちらを選ぶかはわかりません。
どちらも選ばない可能性もあります。
あれは図々しいから医者の言うことを素直に聞いているふりをして、退院したら薬も飲まず自分の好きなものをまた山ほど食べるような気がしています。
次回は栄養士による食事指導です。ただ私は来なくてもよいと父から言われました。
今日は少し質問し過ぎたかもしれません。