田舎寿司を再発見する

田舎寿司(写真)というのは高知の郷土料理で、野菜のお寿司です。

これまでそれほど注目していませんでした。

寿司といえばどうしても魚を期待してしまう私のような輩にとって、野菜というのがどうにも味気なく思えていたからと、

高知に来たこの3年というもの、田舎寿司を食べる機会は飲み会の席しかなく、この場合たいてい派手に酔っぱらっているので、味をほとんど覚えていなかったこともあります。

それが先日、テレビでこの田舎寿司を見て以来、一気に魅力が急上昇。

今、食べたいメニューのナンバーワンになりました。

うまいタイミングで、地元スーパーのサニーマートから田舎寿司のパックが新登場。

ただテレビを見た人が多かったのでしょう。さっそく買いに行ってもいつも売り切れ。

数週間が経ち、もう諦めかけた今日、運よく店頭に並んでいるのを見つけることができました。

姪っ子と甥っ子たちと食べる最高の夕ごはんです。

野菜の寿司は、東京でも時々見かけることがあります。

女性客を増やそうとスケベ心を出した寿司屋が作る、かいわれ大根だのピンクや赤の漬物をチマチマ乗せたヘルシーがウリの寿司です。

高知の田舎寿司はそんなのとは違います。

寿司めしには柚子酢を使っているので香りがとても爽やか。

上に乗っているこんにゃくやたけのこ、みょうがや椎茸、それに高知の地元野菜リュウキュウなどの野菜もそれぞれ別個に味付けがされていて、飽きさせません。

田舎寿司は、もしかしたら野菜を一番楽しめる料理かもしれないと感心したほどです。

今日はその前に、百均ではない回転寿司へ行ってしまい、姪っ子と甥っ子に全財産を食い潰される直前、まだ食べ足りない二人に「帰りにサニーマートでサーモンの寿司を買っていいよ」と言って無理やりに連れ出す出来事がありました。

二人にはひもじい思いをさせました。しかし一皿500円もするサーモンを際限なく食べさせるほどのお金はありません。(お母さんの話では二人で50皿は食べるそうです)。可哀想ですが、ほとんど食べずに回転寿司屋を出て、隣のサニーマートへ。

姪っ子の方は小学校四年生ながら、もう大人の事情がわかるようで「あたし、全然お腹空いてないから」と気丈にも言ってくれます。さっきまで「お腹空いて死にそうだ」なんて言っていたのに。

気の滅入る回転寿司となりました。

それでも、

運よく巡り会えたサニーマートの田舎寿司のおかげで、みんなでおいしく楽しい夕食をとることができました。

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