理想の町中華を発見

いつもは行かない聖蹟桜ヶ丘駅の反対方向へ歩いていたら、

理想の町中華を発見してしまいました。

店の名前は大門。

聖蹟桜ヶ丘は小学生時代からの地元なのに不覚にもこの店を知りませんでした。

五十年間ぼーっと生きてきた証拠です。落ち込みます。

それはともかく昼時、店の前を通るとものすごく良い匂いが漂ってきました。

昔懐かしいおいしい町中華の匂い。

こんな香りに誘われたら入店するに決まっています。

そこから店を出るまですべてが完璧、理想の町中華でした。

注文したのは肉あんかけチャーハンと餃子(写真)。

口に入れたチャーハンは「こんなチャーハンが食べたい」と長い間心の中でずっと願っていたチャーハンの味がしました。餃子も以下同文。

面白かったのは、調理を担当している店主らしい太った男性と接客と片付けを担当している弟子らしきやせた男性のやり取りで、往年の志村けんのコントを思いださせてくれました。

ボケ担当のお弟子さんはラーメンのトッピング係でもあるのですが、店主の作ったラーメンをそのままネギさえのせないすっぴんラーメンでお客さんのところへ持って行こうとして怒られていました。

席はL字型カウンターのみで、まるで小さな劇場のようです。

店主と弟子のやりとりを見ながら自分の料理が出来上がるのを待ちます。

楽しい。

良い店を見つけました。

高知へ戻るまで、多摩にいる間にメニューを全制覇します。




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