江戸から明治にかけての高知の人で、
日本の植物学の基礎を作った牧野富太郎先生が、ついにテレビドラマの主人公になります!
来年のNHK朝の連続テレビ小説で、主演は神木隆之介さんだそうです。
ついにようやくドラマ化されるかと感慨もひとしお。
ずっとドラマや映画にならないのがおかしいと思っていました。
というのも、この方の人生はドラマそのもの。その生涯はたくさんの感動エピソードに彩られており、私は伝記を読むのも聞くのも大好きでした。
高知の偉人で一番有名な人は言うまでもなく坂本龍馬ですが、
一番魅力的な人はこの牧野富太郎先生です。
ものすごく偉くなった人なのに、少しも偉ぶらず謙虚で優しい人でした。
もちろん会ったことはありません。
だけど会わなくてもわかります。
高知の山を歩くと必ず牧野先生が名付けた植物がそこかしこにあって、
先生がなぜその名前を付けたのか、またその植物に対してどんな思いを持っていたのかを知ると、先生がとてもやさしく温かい人だったとすぐにわかるからです。
写真はそんな植物の一つ、バイカオウレン。
小さな小さな可愛い花です。
この花は牧野先生が最も愛した花だと言われています。
来年の朝ドラが今からとても楽しみになってきました。
この時間帯のドラマを初回から最終回まで見るのはたぶん「おしん」以来になります。