牛定は秘かな愉しみ

仕事の私を一人置き去りにして、

妻と義母が銀座の吉宗(よっそう)へ出かけてしまいました。

長崎出身の義母のため、母の日のプレゼントに東京で食べられる本場の長崎料理をご馳走するためです。

夜勤明けの私にかの有名な巨大茶碗蒸しの写真が送られてきました。

それはともかく、

どうやら私は妻がいなくなり一人になると胃が若返るらしく、

普段はもうあまり食べたいとは思わなくなった脂と米を思いっきりかき込みたい衝動にかられます。

そこで今日は松屋の牛焼肉定食(表題写真)。

昔からこれが大好きです。

これに松屋特製のタレやポン酢や七味を全種類好きなだけかけて、

これまた紅生姜をたっぷり乗せたご飯と一緒に食べるのが昔からの私の流儀。

わがままな私のためにタレと七味で華麗に変身した牛定がこちら。

ものすごくうまそうではありませんか。

この肉の脂とタレが混ざり合った汁がご飯にとても合います。なんなら肉本体は全部残してこの汁をご飯にかけて終わりにしてもいいくらいうまい汁です。この汁一滴でご飯三杯はいけます。

実際はもちろん肉だってひとかけらも残しません。全部美味しくいただきました。

ああ若返った。

次に妻と義母は私を一人残し二人で佐世保へ旅行することになっています。

長崎出身なのにハウステンボスへは一度も行ったことのない義母の夢を叶えるためです。

私だってハウステンボスへは行ったことがないのに次回も仕事のため行けません。

だけど私はハウステンボスの近所の九十九島へは行ったことがあります。

だからかまいません。

二人がいない間に私は伝説のすた丼を食べ、密かに今度もまた少し若返るつもりでいます。




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