父は覚えていた

春先、満開の梅の花を父と見ていて、つい

「今年は梅干しを漬けようと思っている。」

などと口を滑らせてしまいました。今年はちゃんと剪定をしたので巨大な梅の実が育つ予定だったからです。

父は「うん。期待している。」と喜んでいたように覚えています。

実際剪定はうまくいったようで今、梅の木には巨大な実がたわわになり、枝を大きくしならせています。

ところが私はといえば、梅干しを作る気持ちがすっかり消えて無くなってしまいました。

梅干し作りって面倒臭いじゃないですか。あの手間を考えるともういいやという気持ちになってしまいました。

父は82才。春先の約束なんてもう覚えていないだろうと、私の方が期待していると今朝、

「梅の実がなってるぞ」と父から催促のライン。

どうやらちゃんと覚えていたようです。

仕方なく今日時間を見つけて収穫しました(写真)。

収穫してみると少しだけやる気が出てきたように思います。

今日ではなく明日から、気合を入れて梅干し作りの開始です。




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