無限の可能性とお遍路を巡る

昨日感動した高知市内のおいしい店の名は「一八の食家」でした。

ただ店名の読み方は今もってわかりません。

今日は、護国寺の谷住職に教わった般若心経を心に携えて四国八十八か所巡りをしてきました(車で)。

「空とは、無限の可能性」

「無とは、確立性や限定性それ自体が無いということ」

谷住職は「空」と「無」をこう定義します。詳しくは護国寺のサイトをご覧ください。私は谷さんの解説が般若心経が生まれた時の想いを一番忠実に再現していると思います。

昭和の伝説的治療家の野口晴哉氏も長い治療経験の中から、人には無限の可能性があると、しかしその無限の可能性は残念なことに思い込みによって制限されてしまっていると主張しました。

私自身も十数年のがんの終末期病院での経験ですが、たくさんの患者さんからそのことを教わりました。「自分はがんで死ぬ」との思い込みが消えたとき、がんが消えた人もごくまれにいます。「がんは痛い」という思い込みが消えて痛みが消えた人は大勢います。私たちは無限の可能性の中に生きています。無限の可能性に心を開いた瞬間、生命力が最大になる様子を何度となく見てきました。

(終末期の現場にいるとどうしても言うことが怪しくなります。私は、大多数の平均的な日本人と同じくいかなる宗教団体にも所属していないことを申し添えておきます)。

もしかしたら私は谷さんの解説を違う意味でとらえてしまっている可能性もありますが、お遍路さんを巡る中でいつも耳にしていた般若心経が、私が患者さんとの出会いの中で一番感動していた事実を説いていると知ってとてもうれしくなりました。

谷さんから般若心経の解説を聞いたとき、どうしたわけか亡くなった患者さん達からメッセージをいただいたような不思議な気持ちになりました。(また怪しいことを言っています。)

また、谷さんは「明日の自分は、今日の自分と違う」とも教えてくれました。患者さんに今すぐ教えたくなるすごい言葉です。苦痛から自由になる力があります。

般若心経は希望のお経だと知ったすごい勉強会でした。

八十八か所巡りの旅がより一層強い意味を持ち始めました。

ぜひ護国寺のサイトもご覧ください。

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