連光寺公園のハナミズキが満開になっていました(写真)。
多摩市立連光寺公園と都立桜ヶ丘公園はぴったり寄り添うように隣り合っていて、管理者と名前が違うだけで同じ多摩丘陵にある同じ自然公園です。
非常事態宣言が発令され都立桜ヶ丘公園の駐車場が閉鎖されれば、代わりに連光寺公園の駐車場に車が殺到し、道路が混んで大変なことになります。
同じ場所にあるとはいえ、管理が違うということは意外に大きな違いがあるようで、
この二つの公園は雰囲気がまったく違います。
なぜか多摩市の管理している連光寺公園はとても暗く、歩道にも枯葉が落ち放題で、もう長いこと落ち葉拾いをしていなさそうです。
都はお金を持っているというのはどうやら本当かもしれません。
都立桜ヶ丘公園はいつも業者が掃除や草刈りや枝打ちをしていて枯葉が積もったり雑草が伸びたりする隙も無く、木々の間から木漏れ日もちょうどよく漏れてきます。
この分では非常事態宣言があと5回あったとしても都が配る休業補償は大丈夫そうです。ついでにオリンピックも3回くらいはできる余裕が都にはあるんじゃないでしょうか。
桜ヶ丘公園の整い方を見ていると都にはきっと無限の予算があります。
勝手に安心しました。
一方、多摩市はヤバそうです。
木々が伸び放題だからでしょうか、連光寺公園は昼でも真っ暗。
人の手が入らない方が木が生き生きとして良いと言う人もいますが、こう暗いと私には幽霊の森、呪われた森のように思えます。
連光寺公園が多摩市の未来を暗示しているように思えて仕方ありません。