見れば絶対高知が懐かしくなり、悲しくなるので見ないことにしているドラマ、
朝のNHK連続ドラマ「らんまん」ですけれども、
今日の回をたまたま見てしまったらもう心が震えるほどの大感動。
高知の人の深い深いやさしさ、力強さ、思いやりにあふれたユーモアが激しく胸を打ち、涙が止まりませんでした。
問題は、テレビを見た場所がたまたま外出先でたくさんの人に囲まれていたこと。
周囲の人に涙を悟られないよう必死になんでもないフリをするのは朝っぱらから大変なエネルギーが必要でした。
今日1日分のエネルギーを使い果たしてしまったほどです。
それにしても高知では、私も実際にあのドラマに出てくるような温かく魅力的な人たちに囲まれて暮らしていました。
ここ東京多摩でエゴと悪口に囲まれて暮らしていると本当に高知に住んでいた頃が夢のようです。
ドラマの中の牧野富太郎もこれから高知を離れ東京に出てきてしまうとのこと。
悲しい。
舞台が東京に移ればドラマもきっとつまらなくなるのではないでしょうか。
おかげでもうドラマを見ないですみます。
それでもやっぱり高知弁が懐かしいので、
「東京の奴らが高知へ行って牧野先生に教えを乞えや!」
とテレビに向かって訴えています。
写真は高知の空とツバメ。