消えた映画評論家という仕事

今日ふと患者さんと話題になったのですが、

映画評論家って最近さっぱり見なくなったと思いませんか。

昔は映画と映画評論家が必ずセットで、漫才のボケとツッコミのように映画の隣にはいつも評論家がいたものです。

映画を見に行くか行かないかは雑誌「ぴあ」で評論家がどう言っているかを参考にして決めましたし、

テレビで映画をやる時には番組の最初と最後には必ず映画評論家の解説があり、それが楽しみでもありました。

それがどうでしょう。いつのまにか気が付くと映画の隣から映画評論家が消えていました。

どこを探してもいません。

今でも映画評論家という職業はあるのでしょうか?

今日の患者さんも「知らん」と。

私が最後に覚えている映画評論家はふたごの中年で、

この二人は自分が報酬をもらっている映画はこちらが恥ずかしくなるほどべた褒めにし、一方、自分たちにおカネを払っていない映画はそれはもうこちらが耳を塞ぎたくなるほどの罵詈雑言を浴びせかけ、口汚くこき下ろしていました。

「これはひどい。もう映画評論家は信用できないな。」

そう思ったのが私が映画評論家について考えた最後の記憶です。

その後、何年経ったか知りません。いつのまにか映画評論家はこの世から消えていました。

不誠実な仕事をしている職業は消える。

映画評論家の他にはカイロプラクターも消えました。

この法則を当てはめると、

「次に消えるのは間違いなくオリンピックだな。」

というのが今日の私たちの結論です。




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