消えたエフエム局を探して

今日は橋本の方まで車で出かける必要がありました。

ちょっとした遠出なのでラジオでも聴きながら行こう。そういえば、多摩には地元のFMラジオ局があったはず。スイッチを入れました。

ところが見つかりません。電波を右に左に走らせても懐かしいFM多摩はいっこうに入ってきません。

以前私が住んでいた20年ほど前はあったのに。どうしたのだろう。

悶々としながら車を運転し、帰ってきてネットで調べてみると、大好きなFM多摩はすでに潰れていました。

エフエム多摩G-WIND。享年2010年3月31日。

東京で初めて倒産した地域放送局だそうです。

若い頃の思い出がまた一つ消えました。といっても、このFM局についてそれほど覚えていることはありません。

ただ一つ覚えているのは、今でいうとストーカーみたいな男のリスナーから不気味なメッセージが届き、パーソナリティーの若い女性が困っていたことぐらいでしょうか。

今にして思えば、パーソナリティーを自分の恋人と思い込み妄想で綴られた異常な男のメッセージを、よくぞ放送して私たちの耳に届けてくれたものだとあらためて感心します。

当時家で独り聴きながら、こっちまで怖くなり震え上がりました。

ネットによると、G-WINDのGは野鳥のヤマセミの英語名Greater Pied KingfisherとGreenの頭文字だそうです。

ヤマセミは、高知の日高村を流れる仁淀川でさえ出てきたら大喜びする野鳥でした。

多摩でヤマセミとはずいぶん大きく出たものだと思いきや、ネットで調べると意外なことに多摩川にもヤマセミが住んでいるそうです。

水はきれいでないといけないとか、魚は鮎でないと困るとか、ヤマセミ自身はあまりこだわらないのかもしれません。

どちらにしても、高知と多摩の違いがわからないようではたいした鳥ではありません。

ともかくコロナ自粛の間、暇にまかせていろいろと多摩を見直せています。




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