泣ける高知

「帰りたくない!」

お盆が終わり、高知空港で泣きじゃくる子ども様子が、テレビのニュースで流れていました。

「ずっと高知に住みたい」。うちの甥っ子と姪っ子も、昨年来たとき言っていたのを思い出します。

今年は彼らが高知に来る代わりに、私たちが上京して東京ディズニーランドへ連れて行きました。

当然のことですが、二人は帰り際「ずっとここに住みたい」とは言いませんでしたし、周りを見ても「帰りたくない!」と泣いている子どもは一人もいませんでした(疲れて泣き叫ぶ赤ちゃんはいました)。

高知はディズニーランドよりも魅力的です。

子どもは素直だからよいものがちゃんとわかる。先入観で目が真っ黒に曇った大人には見えないものがちゃんと見えています。

高知の自然は質、量ともに最高級です。1日か3日も遊べば、子どもは夢中になります。

私も東京郊外の自然の多いところで育ちましたが、そこと比べても高知の自然は、動植物の多様性、水、空気の清浄さなど、この世とは思えないほどの高いレベルです。

もちろん、子どもたちは、おじいさん、おばあさんとの別れが辛いから泣くのであって、土地が名残惜しくて泣いているわけではない、かもしれません。

しかし、高知が退屈で「早く家に帰りたい」と思っていたら、「高知に住みたい」とか「帰りたくない」とはならないはずです。やはり高知は楽しくてしょうがなかったのでしょう。

高知は、ディズニーランド以上の素材でありながら、宣伝方法や地域おこしを東京で買ってきてしまうために、その魅力が世界に伝わらないのだと思っています。

高知のことを知らない人が思い描くありきたりなド田舎イメージを、高知が押し付けられているのを見ると悲しくなります。

高知の魅力は、高知を知りつくした高知人が、高知の言葉で伝えるのが一番です。

日高村のオムライス街道プロジェクトは、生粋の高知生まれの高知育ちで、私たち移住者や県外者は街道の外側を手伝っているだけにすぎません。

このお盆も日高村はオムライスを食べに来たお客さんで大にぎわいでした。

「高知オリジナル」が地域おこし成功の鍵です。




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