多摩は今、桜が満開です。
街中いたるところで桜が咲いているので、多摩ニュータウンの花見は車で回るのが一番効率的で、
コロナが流行る前から地元では三密回避のお花見をやっていました。
こうやって車から一度も降りず、サファリパークのように車の中から景色を楽しむ観光もウィズコロナの時代には多くなるかもしれません。
排気ガスをまき散らす点は少しだけ気になりますが、飲食にお金がかからないエコな花見です。
酒のない、本当に桜の花の美しさだけをただ楽しむそれだけのお花見。
なんて風流な、だけど大事な何かが欠けているお花見。
同じことを思っている人は多いようで、今日も花の下でシートを敷いて宴会している人たちがたくさんいました。
テレビであれほど宴会をやるなと言われているのに、多摩にはテレビが来ないのをいいことにたくさんの人が平日昼間から宴会を楽しんでいました。
うらやましい。
政府が聖火リレーを強行したのだから、我々庶民の中に宴会を強行する人がいたっておかしくはありません。
それにしても「やるな」と言われていることをやる彼らの勇気には驚かされます。
嫌がる人のいることをあえてできる彼らの図々しさには脱帽です。
彼らというのはオリンピックの運営者とお花見宴会の人たちの両方。
私にはどちらもまったく理解できません。