実家の庭の枯れ木(写真)をノコギリで切りました。
高さ3メートルほどの杉かヒノキと思われます。
枯れたといっても木は復活するかもしれません。
死んだように見えても実は死んでいないこともあります。
確かに、葉はすべて茶色く変色し触れただけでもパリパリと崩れます。幹も(日当たり良好の場所なのに)カビのような苔が付着し皮も簡単にはがれてしまいます。
それでも再び元気になるかもしれないと一年半観察を続けました。
しかしどうやら復活の見込みはなさそうです。
夏ももう終わろうとしているのに葉にも幹にも生気がよみがえる気配はまったくありません。
このまま枯木を放っておいてこれからの台風シーズンに倒れて家を破壊されても困ります。
そこでこの炎天下にがんばって切ってみました。
するとどうでしょう。
ものすごくみずみずしい断面。
確かに中央部は枯れてきているようですが、ほとんどの部分がまだ白く輝いています。
やはりこの木は生きていたのでしょうか。
もう少し待っていたら秋には緑の葉を茂らせたのかも。
切ったのは早まったかもしれません。
ただもう手遅れです。
明日は切った木をさらに小さく切る作業が待っています。