枯れ木がゴミに変わるまで

実家の庭で枯れていた木をノコギリで切り倒しました。

木は切るのも大変ですが、切った後がもっと大変です。

ゴミの日に出せるように細かく切らなければいけません。

一本そのままの形では、大き過ぎて誰も持って行ってくれませんので。

まずノコギリで輪切りにして、それから斧で細かく分解。

おまけに枯れ木というのはたぶん水分がないせいか、とても硬くなっています。

ノコギリを50往復させて、ようやく1センチ切り進めるかどうかのしんどい仕事。

切り倒すときの方がテンションも上がるのでよっぽど楽です。

木がドカンと倒れるときは花火を打ち上げたような感動すら覚えるのに対して、こっちはただ小さくなって消えるだけ。

いうなれば線香花火のようなはかなさ。

ちなみにこの木は、もともと写真のノコギリと同じ長さくらいの直径がありました。素人が立ち向かうにはなかなかの大木です。

数週間かけて今日、3メートルほどの高さがあった枯れ木をゴミ袋に入るくらいの木っ端まで分解。

全部明日の燃えるごみとして出してしまうと、私の夏が終わりました。




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