果樹をめぐる言い伝え

淡路島では、家の庭に実のなる木(果樹)を植えてはいけないそうです。

もし植えてしまうとその家は没落すると言われています。

これは、家の敷地の他に果樹を植える土地も持てる余裕のある地方ならではの言い伝えです。

そもそもここ東京では果樹を植えるスペースもあまりありません。

家の庭だろうとどこだろうと幸運にも植えるスペースがあるならなんだって植えてみたい。

今日この話をしてくれた元淡路島の住民は、今住んでいる東京の家の庭にたまたまスペースがあったので、元地元の言い伝えをあえて無視して果樹を植えることにしました。

レモン、キウィ、イチジク、ブルーベリー。夢は膨らみます。

その方に言わせると、今までは家の没落が怖くて果樹を植えられなかったそうです。

「だけどよく考えてみたら、うちは自分一人だけ。」

運悪く没落しても迷惑かける人も他になし、ということに気がつき結局おいしい実のなる木を植えることを決めました。

東京にないのはスペースだけではありません。

人がつながる「家」も少なくなっているようです。




コメントを残す