東洋医学的カップラーメン考

スヌーピーの雲

「お金を稼ぐ場所ではできるだけお金を使わない」

半年前サラリーマンになって以来、そんな自分だけのルールを作り、仕事中の食事は基本的にずっとカップラーメンにしていました。

ところが8月となり、

恐ろしいほどにエアコンを効かせる職場にいると、体が冷えて冷えて仕方ありません。

どんなに沸騰したお湯でカップラーメンを作って食べても、寒くて寒くて仕方がない。

「今、火を使って作ったばかりの熱い料理を食べたい」

そこで自主ルールを破り外食を始め、香川からやってきた懐かしい讃岐うどんに命を救われ、またおいしいカレーライスにも出会うことができました。

おかげで9月はさらに楽しいサラリーマンライフを満喫している次第です。

ただわたくしの本当の正体は鍼灸師。

一東洋医学者として今回のことを考えてみるに、

カップラーメンが体を温めてくれなかったのは、カップラーメンが死んだ食べ物だからだという結論に至りました。

カップラーメンが腐らないということは、つまりは石と同じで死んでいるということだと思います。

食べることは命をいただくこと。

などと言われますが、死んだものを食べても命の火は灯すことができないのかもしれません。

放っておけば腐敗してしまうものを新鮮なうちに食べる。

それが命にとってとても大事なことだと、

今回の体験で痛感しました。

ただ財布にはあまりやさしくありません。

おいしいカレーライスは700円。

カップラーメンに換算するとなんと7つ分です。

また一歩、高知移住計画が後退してしまった気がしています。

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