村の国宝を紹介します

11月15日は日高村の数ある神社のまとめ役、小村神社の秋の大祭です。

村内いたるところに小村神社ののぼりがそびえたっています。村もどことなく厳かな雰囲気に包まれています。形だけの宗教しか知らなかった私には生活の中に生きた宗教が実践されている様子はとても新鮮です。

ところで小村神社には国宝が所蔵されています。国宝級のすごいお宝ではなく本物の国宝です。高知県に3つある国宝のひとつ。その名も「金銅荘環頭大刀(こんどうそうかんとうのたち)」といいます。一年に一度だけ秋の大祭の11月15日のたった一日だけ公開されるのが長年の習慣です。この日以外は絶対に人の目に触れることはありません。

この大刀は古墳や土の中から発見されたのではなく、古墳時代後期に作られて以来村の先祖たちが代々今日に至るまで大事に受け継いできたもの(伝世品)です。日本最古の伝世品だそうです。1300年以上も大切にされてきた大刀をこの目で見ることができる。そう思うととても興奮します。

しかし、周りを見渡してみると興奮しているのは私だけのようです。

小村神社は週末のイベント「メシふぇす」の方が注目されています。日高村も高知新聞の主催の企画「ふれあい高新」に選ばれて、今週はそのイベントで大盛り上がり。そのうえ高知県の11月15日は坂本龍馬祭の話題ばかりです。

1300年以上も毎年公開されているのでもう地元の人は飽きてしまったのかもしれません。

今年の11月15日は平日に当たっています。静かに拝観できそうです。

 

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