明治人の体力

糖質制限で有名な医師、江部康二先生の本を図書館で立ち読みしていたら、

明治時代の日本人は現代の私たちより体力があって、一日の運動量も何倍もあったと書いてありました。

心当たりがあります。

高知県日高村の山を歩いてると、人里をかなり離れた山奥に古い石積みの跡を見つけ、驚くことが度々ありました。

朽ちた石積みはそこにかつて畑か田んぼがあったことを示しています。

ふもとから四国特有の勾配のきつい山を、息を切らせ汗をかき半日かけてようやくたどり着くような場所です。

こんなところまでとても人は来ないだろうと油断していると突然現れる誰かの作った石積み。

昔、仙人みたいな世捨て人がここに住んでいたのだろうかと、山を下りてから古老に聞いてみると、

「あれは明治の頃のさつまいも畑やき。当時は集落からみんな毎日登って行ったがやね。」

と教えてもらい、明治の人の体力の強靭さに驚いたのを思い出しました。

今の私たちでは登るだけで精いっぱい。たどり着いた頃には体力はおろか精も根も尽き果てて畑仕事なんて絶対に無理な場所です。

思えば明治から100年。

私たちは本当に弱くなりました。

コロナに対する過剰なビビり方を見ていると悲しくなります。

写真は桜ヶ丘公園の紅葉。雨。




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