「人は死んだらイヤだってずっと寝てきゃならないのだから、せめて生きている間はなるべく眠らずに思いっきり生きた方がいい。」
昭和の偉大な治療家、野口晴哉先生は確かそのようなことをおっしゃっていたと覚えています。
「睡眠時間なんて少ない方がいい。1日に30分も眠れば十分だ。」
そんなことをおっしゃっていたような、いないような。
尊敬する先生にそこまで言われて、私もなるべく眠らずに生きていこうとがんばってきましたが、寝ることが趣味と言っていいほど寝るのが好きで、意に反してこれまでずいぶん寝ました。
人生の3分の2は寝ていたかもしれません。
それがこのほど夜勤の仕事をすることとなり、仕事中寝てしまうのが心配でしたけれども、
仕事が始まってからまもなく十日。今のところ大丈夫そうです。
意外と疲れもありません。
野口先生のおっしゃる通り、人間の睡眠時間は実際それほど必要ないようです。
それどころか、深夜休憩中に取る10分の居眠りの質の良さったらありません。
たったこれだけの少ない眠りでも深くぐっすりと眠れ、疲れが芯から回復します。
どうやら長い時間を起きていれば起きているほど、反比例して睡眠は短くても深く上質になるようです。
睡眠は6時間必要だとか8時間だとか言っている医者は例によって何もわかっていないか商売で言っているだけだと思います。彼らはいつものように薬、この場合は睡眠薬を売りたいだけ。
健康のために仕事は寝ないでするべし。
おまけに深夜は給料も少し高くなるので働くには一番良い時間帯だと思います。