心残りのしばてん踊り

結局、しばてん踊りを覚えずに高知を離れることになりそうです。

そのうち自然に覚えるだろうと思っているうちに時間がなくなってしまったのが悔やまれます。

しばてんとは、厳密に言えば河童ではないのですが、河童のような姿をした川に住む相撲好きの土佐の妖怪。

そのしばてんになりきる「しばてん踊り」は高知県では有名な踊りで、おきゃく(宴会)文化の一つです。小さな子どもからお年寄りまで誰でもみんな踊れるのではと思えるほど広まっています。

今日はどこかで講習会が開催されていたようで、習いに来ていた小さな男の子が「お父さんの誕生日に踊りをプレゼントする」とテレビのインタビューに笑顔で答えていました。

ところで、高知の踊りといえばよさこい踊りが全国的には有名です。

確かによさこいを愛する人はたくさんいますが、それと同じくらいよさこいを嫌う人もたくさんいます。

やっている人以外、高知県内でもよさこいが好きな人はそれほど多くないのではないでしょうか。テレビの中継を見ていると客席はガラガラです。

よさこいを踊るには厳しい練習と重い出費を重ねねばならずとても大変で、好きでなければできません。

私にとっては好きでもなければ嫌いでもない、異星人の踊りです。

一方、しばてん踊りは基本的に楽しい時にしか踊らないのでみんな大好きです。少なくともしばてん踊りが嫌いだと言う人とは会ったことがありません。

私も大好きです。

おきゃく(宴会)が盛り上り、みんなが輪になってしばてん踊りが始まると、会場は一気に笑顔が爆発します。

正確に言えば、みんなしばてんのマスクをかぶっているので、よく見ないと笑顔かどうかはわかりません。もちろんマスクの上からでも楽しんでいるのはよくわかります。とても楽しい踊りなので。

今度高知へ戻ってくるときには真っ先にしばてん踊りを覚えます。

 

写真は自由軒のしょうゆラーメン。写真ではわかりませんが、チャーシューは1.5センチほどのぶ厚さがあります。こんなに気前のよいチャーシューだったと高知を離れる直前に気がつきました。

しばらく食べられないとなると、今まで当たり前だったことが実は当たり前ではないと痛感します。




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