ランチを食べに府中の卸売市場へ。
先日食べ損ねた海鮮丼かラーメンか、あるいは先日とてもおいしかったのでまたカレーにしようか。
そんなことを考えていたのに何か見えない糸に導かれました。
結局選んだのは平次のおうどんという名の店のかけうどん温玉トッピング(写真)。
看板にはひとつも四国とは書いてません。
メニューに肉汁うどんがあるところを見ると武蔵野うどん系の店か。
ところが食べてみるとすぐにわかりました。
汁は鰹節か何かの出汁がしっかりきいていて東京にありがちな塩っ辛い醤油臭さがまったくありません。麺も腰がありエッジもきいています。
これは四国のうどんに違いない。
有名な讃岐うどんとは出汁が少し違うような気がします。しかし間違いなく四国の味です。
近くにいたきれいな女性の店員さんに聞いて確かめようかと思いましたが止めました。
「これは四国のうどんだね」などと知ったかぶりをして、
「全然違います」と笑われたら恥ずかしい。
そこでこっそりスマホで調べるとやっぱり四国のうどんでした。
ホームページによると麺は讃岐産の小麦、出汁は四国産の鰹節、昆布、煮干し(いりこ?)を使っているそうです。
ひと口食べただけですぐにわかりました。
高知を出て2年、私の四国レーダーはまだまだ錆びついていません。
店員さんに聞いてみたらよかった。