小学生に撃沈

日高村立日下小学校の子どもたちが日高村オムライス街道のシェフと一緒にオムライスを作る企画、シェフの出張料理教室に参加させてもらいました。

その前座というわけではないのですが、料理の前になぜか子どもたちの前で話をすることになり、5年生のクラス16名に私の仕事を講義。

予想通り、私の話はすべりっぱなしであえなく撃沈。まあ子どもを相手に壇上で話をするのは初めての経験で受けないのは仕方がありません、あきらめがつきます。しかし

講義の間、子どもたちに聞いたアンケート結果にさらに打ちのめされ完全に沈没しました。

「この中で大滝山に登ったことある人は手を上げてください!」

私が次に日高村の注目ポイントになると思っている大滝山、日高村で最も文化と歴史と自然の豊かな山が、子どもたちにどのくらい浸透しているか知りたくて聞いたところ、

手を挙げた生徒はゼロ。

まさかと思い「じゃあ大滝山を知っている人!」と聞くと、やはり手を挙げた子は一人もいません。

日高村のこれほど豊かな山が村の子どもに存在すら知られていない。すごい違和感を感じます。

確かに以前、村の北側、仁淀川沿いにある能津小学校でも今は川で子どもたちを泳がすことはないと聞きました。

水質日本一の仁淀川のすぐ隣、歩いて1分もない場所にある小学校なのに、と思いたくなりますが、逆に近くだからこそとも言えます。

何人もの子どもがこの川で悲しい事故にあいました。

今、事故のリスクを冒してまで、学校は子どもたちを川や山へ連れて行かないでしょう。

それにしてもこの違和感。

能津小学校の子どもたちと一緒に川で火振り漁をした時、初めて生きた鮎を見たと言った子どもがたくさんいたのを思い出します。

自然の中で育ちながら、自然からは学ばずに育つ。

私の育った東京多摩地域が多摩丘陵や高尾山へ必死になって子どもたちを連れて行くのとは好対照です。

都会の子どもが大人になってから地方を目指し、地方の子どもが大人になって都会を目指す。その原因はこのあたりにもある気がします。




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