太刀踊りの誘惑

日高村沖名の花採太刀踊り(はなとりたちおどり)の練習が再び始まりました。

中四国伝統芸能大会の高知県代表に選ばれたからです。

さすがに先月始めたばかりの私は11月20日の本番にはかばん持ち兼撮影係で参加しますが、昨日から始まった練習には参加させてもらっています。すでに足腰は筋肉痛でガチガチです。

日本刀の美しさは世界中で注目されていますが、日本刀の「使い方」の美しさはあまり知られていないのではないでしょうか。剣道や居合道などの素晴らしさや美しさはよく知られていますが、これらは江戸時代以降平和な時代に作られた武道でどちらかといえば形式の美です。それに対して中世に生まれた太刀踊りは即実践に応用できるまさに実用の美です。しかし残念なことにこの美しさはほとんど知られていません。

沖名の花採太刀踊りでは、太刀が踊り手の身体の周囲をまるで太刀自体が命を持っているかのように自由自在に動きます。それは一本の太刀が鎧となって踊り手を守っているかのようです。武具や防具などそろえることなどできない貧しい日下の農民たちが太刀一本であるいは木の棒一本で自らの命と家族や仲間や土地を守るために編み出された極めて高度な武道です。花採太刀踊りはこの武道を最も効率的に身体に覚えこませる練習方法だと思っています。

人と危険な太刀が調和して動く姿はまさに舞いです。美しいという表現しか見つかりません。

10月の興奮がまたよみがえってきました。

昼間は須崎市の魚まつりに行ってきました。地魚の握りずし。すさきがすきさ。

 

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