大栗川の石をめぐる覇権争い

毎朝多摩川の支流、大栗川にかかる橋を渡り職場へ通っています。

その橋から見える川の流れの中に一つ、30センチほどの大きな石が水面から顔を出していて、

これが一羽のカワウの指定席でした。

毎朝私が橋の上を通る度にいつもカワウはこの石の上にいて、川の中の魚を狙っています。

それが三日ほど前、この石に侵略者が現れました。

大型の亀です。

私が見た時、亀は川の中から現れ、ゆっくりと石の上へ登っていきました。

その時カワウはいません。

鋭いくちばしをもっているカワウの方が亀よりも強いだろうと勝手に思っていた私は、

「カワウが戻ってきたらすぐ石の上から追い払われるだろう」と思ったのですが、さにあらず、

次の日も、その次の日つまり今日も亀はまだ石の上に居続けています。

どうやらカワウは亀に石を奪われたようです。

見慣れた黒い鳥はついにいなくなってしまいました。

代わりに黒い亀。別に魚を獲るわけでもなくただじっと日向ぼっこをしています。

亀は意外と強いのかもしれません。

写真は前回の冬の大栗川。この時はシラサギの大集団がいました。




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