夢のような2年半

地域おこし協力隊の仕事が今日、終わりました。

夕方4時15分、終業まであと45分という時にイノシシの罠を仕掛ける仕事が職場に入ってきました。

役場産業環境課で働いたこの2年半は、東京で生きていたら決して経験できないことばかり。

着ぐるみと一緒に銀座を歩いたと翌週には、ナタで雑木を切り倒しながら山を超えたり、マムシ(土佐弁でハメ)を素手でさばいて夕食にする老人と古い遍路道を歩いたのも楽しい思い出です。

絵本コンクールを開催して全国から絵本を集めたり、SNSを利用してオムライス街道を発信したり、優れた地域おこしとして全国放送のテレビに出たり、首相官邸に招待されたりと、誇らしいこともたくさんありました。

のら犬のら猫を保護する仕事や、イノシシを捕獲する現場に同行させたもらったことも貴重な経験です。

40を超えてからこれほどたくさんの生まれた初めての経験をすることなど想像もしていませんでした。この2年半の出来事は関東時代とはあまりに離れすぎていて、まるで布団の中で眠りながら本当に夢を見ているような感覚です。

今日最後に入ってきたイノシシの罠(土佐弁でワサ)を仕掛ける仕事も初めての経験でした。

鉄製のワサの重さ。イノシシをおびき寄せるために撒いた発酵したヌカの強烈な匂い。

最後の最後にまたすごい経験をしました。

このワサにイノシシがかかったら呼んでくれることになっています。

 

明日からまた関東時代と同じ、鍼灸が仕事になります。

それもまた夢の始まりのようです。

表題写真は、ワサを設置した場所から見えた空。




コメントを残す