多摩川を歩いたらセイタカアワダチソウが満開でした(写真)。
黄色がとても眩しい。
去年も同じ時期、この土手を歩いて府中へ通っていましたが、
こんなにこの花が咲いていたか記憶にありません。
今年になって初めてこの憎き外来種は急に繁殖したのではないか。異常気象が昨年より悪化したのかもしれない、と焦り去年撮った多摩川の写真を見てみたら、やっぱりセイタカアワダチソウは同じように咲いていました。
野に咲く花というのは、こちらの心の在り方によって見えたり消えたりするようです。
去年の私の目にセイタカアワダチソウの黄色は映りませんでした。
なんの心境の変化があったかわかりませんが、今年はいやにこの花が気になります。
一時は、在来種のススキを全部駆逐してしまうのではないかと恐れられたセイタカアワダチソウも、
実は自分の根が分泌する毒で自滅する運命(さだめ)の外来種とどこかに書いてありました。
増えれば増えるほど、毒も多くなり結局絶滅してしまうのだそうです。
ここもあと数年すれば昔ながらのススキ野に戻ってくれるはず。
その頃には私も四国へ戻っているはず、ならいいのですが。
多摩川はどうも暗くて、とても仁淀川の代わりにはなりません。