多摩に住んでいて高知ナンバーの車と会うことはまったくと言っていいほどありません。
戻ってきて1年半になりますが、高知ナンバー車を見たのは先月の1回だけ。
香川、愛媛、徳島ナンバーは見るのに高知ナンバーだけはまず見られません。
多摩で高知ナンバーの車を見るのはたぶん宝くじに当たるとか、ワクチンの副作用で死ぬくらいの確率です。
数百万分の一。
だから見たら大吉だと勝手に決めています。
先月初めて一回見たので今宝くじ級の良い事が起こるのを首を長くして待っているところです。
しかし今日はもっとすごい確率の「高知」と出会いました。
おそらく数億分の一。
スーパーへ行き駐車場に車を止め、隣の車のフロントガラスを何気なく見ると、
そこに懐かしい「仁淀川」の文字が。
目を疑いました。
こんなところで仁淀川の文字を見るなんてそれこそ奇跡です。
猫がワンと鳴くくらいありえないこと。
それは交通安全祈願のお土産の品で「ゆっくり走ろう仁淀川」的な文字の書かれた木の札が吸盤でフロントガラスの内側に張り付けてありました。
車は多摩ナンバー。
車の持ち主はおそらく昔旅した高知県の仁淀川の思い出が楽しくてこうしてお土産を車に張り付けているのだと想像します。
これは私にとって高知ナンバーの車を多摩で見かける以上の大吉です。
それどころか大大大吉。
というのも仁淀川は私の住んでいた日高村を流れている川だからです。
これは高知へ帰れという仁淀川の神様のお告げに違いない。
いよいよコロナ禍が終わり高知へ戻れる日も近い気がしてきました。
追記。
仁淀川談議に花を咲かそうとしばらく待ってみましたが、結局隣の車の持ち主とは会えませんでした。おそらくスーパーの駐車場に車を止めてどこか遠くへお出かけになられたと思われます。
表題の写真は今日の空。多摩も本格的な梅雨に入ってきました。