四国ワンダーランド

今年一発目の八十八か所巡りは、さっそくつまづきました。

60番目のお寺へ通じる山道が冬季通行止のため、これまでかたくなに番号順の参拝を守ってきたお遍路さんも、今回残念ながら60番目をスキップ。

今日は61番から65番まで、60番を除いた愛媛県のお寺を最後までお参りしてきました。

ところで60番のお寺へお参りするためには1800円の山道通行料が必要になります。お遍路には珍しい高額な出費です。

考えてみたら、愛媛に入ってから駐車場代が必要になるお寺が増えたような気がします。今日もだいぶ駐車場代を払いました。

高知県内のお寺で駐車場代を払った記憶はありません。無料でお参りできるのが普通でした。愛媛に入ると今度は駐車場代を払うのが普通に。

これも県民性の違いなのか。よくは分かりませんが、四国は人も自然もとても多様なので八十八か所巡りはまったく退屈になることはありません。

海、山、谷、川、里、街、四国には全部あります。海も荒々しい太平洋の外海から穏やかな瀬戸内海の内海と全然性格の違う海に囲まれ、山も小さな丘のような山から雪に覆われた高山まで変化に富んでいます。

弘法大師様もすごく楽しく歩いたのではないかと想像しています。

次回からはいよいよ香川県。うどん県です。

八十八か所巡りのクライマックスは世界最高のうどんを食べながら。今からとても楽しみです。

振り返ってみると本当にいろんな道を走りました(車なので「歩きました」ではありません)。すれ違いのできない崖っぷちの道、海の見える細い道。対向車が来ないか、車が崖に落ちないか冷や冷やしながら走った道もたくさんありました。普通の2車線の道のなんとありがたいことか。

まだ20ほどお寺が残っているのにもう感慨深くなっています。

いろんな食べ物も食べました。あんなうどん、こんなうどん。そうは言っても基本はうどんになります。うどんは安くておいしいからです。

それぞれの県によってうどんにも個性があり、高知ではたいていの店でゆず酢がかけ放題。これに馴れるとゆず酢のないうどんは物足りなく感じます。

愛媛、香川は瀬戸内海のバリエーション豊かな天ぷらを同時に楽しめます。東京で一本1,000円くらいで売っているアナゴの天ぷらが150円。もちろん東京のアナゴよりも新鮮できれいな海で生まれ育ったやつです。幸せそのもの。

徳島のうどんの特長はよく覚えていません。カボス酢でしたでしょうか?

お参りをしにきたのか、食べ歩きにきたのか、いつもよくわからなくなりますが、八十八か所巡りは普通のお寺巡りとは違います。

聖から俗まで四国全体を全身で体験する特別な旅です。

 

表題の写真はダム。名前は忘れました。四国ダム巡りも楽しそうです。

四国中央市名物「霧の森大福」




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