和船に乗って仁淀川を楽しむ

越知町の友人が仁淀川で和船の乗船体験ビジネスを始めました。

日本一の清流、仁淀川の美しさを身近に体験できるので大人気だそうです。

彼と私とは同じ時期に関東から移住して協力隊になりました。

彼はこうして立派に事業を起こし地域経済の役に立っているのに対して、一方の私は地域の役にはほとんど立たない鍼灸で細々と暮らし、旅ばかりして遊んでいます。

そう思うとなんとなく引け目を感じて居心地が悪いのですが、それはひとまず置いておいて、

今年の夏は東京から高知へ遊びに来ることになっている友人や親せきの子どもと一緒に私も友人の和船を楽しむつもりです。

日高村の住民としては、村自慢の観光屋形船を利用すべきだと思います。ただ限られた貴重な夏休みにわざわざ高知へ来てくれる子どもたちのことを考えると、より仁淀川を楽しめる和船を選ばざるをえません。

屋形船ごめんなさい。

せせらぎの音はエンジンのない方がよく聞こえますし、川面を渡る風は屋根のない方がよく感じられます。

音も風も仁淀川の大きな魅力で、来てくれた人にはぜひ体験してほしい。

それに聞くところによると、友人の和船は船底がガラスになっていて仁淀川の中を眺められるそうです。

こうなると和船しかありません。

ただ、「人」は私たち日高村の屋形船が勝っていると思います。

日高村の屋形船は、仁淀川のすべてを知り尽くしている地元のおじさんが船頭をやっているので、川の中や川岸で起こっているごく小さな自然の変化も教えてくれます。

「あそこに鮎がおるで」とか「ほれ。あの木のところにヤマセミがおる」など。

教えてもらえないと、私たちの目にはどちらも見えません。両方とも普通は自然の光景に溶け込んでいるからです。

見えない自然が見えると感動します。そして鮎やヤマセミの美しさにも二重に感動。

越知町の友人も高知へ来てまだ3,4年。熟練の船頭さんにはかなわないはず。

どちらにしてもこれから仁淀川にたくさんの観光客が来て、友人の和船も日高村の屋形船も両方とも繁盛してほしいものです。




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