うちの最寄駅、京王線の聖蹟桜ヶ丘から電車で立川へ行くには、JRの南武線か多摩都市モノレールを使う、2通りの方法があります。
距離はどちらもだいたい同じくらいですが、モノレールの方が値段も高く時間も少し長くかかるので、一般的には南武線を使うのが王道です。
スマホのナビで調べても南武線をおすすめしてきます。
ところが私はいつもモノレール。
モノレールは空中を走るので、その気分の良さといったら地べたを走る南武線とは比べようがありません。
高幡不動から立川まで富士山を眺めながらのちょっとした空中散歩を楽しめます。
まるで遊園地のアトラクションです。
それに、南武線を巡ってはその昔怖い話を聞いたことがあって、以前からなるべく乗らないようにしていました。
今のように南武線がたくさんの乗客でにぎわう前、いつ乗っても車両には誰も乗っていなかった寂しい南武線時代の話です。
友人の高校の先生が、終電間際の南武線の車内で宇宙人に拉致されました。
突然一週間行方不明になった後、学校に復帰した先生が友人たちにそう話したそうです。
その時学生たちに語った拉致の詳細は長くなるので省きますが、
友人が語るその話を私は信じました。当時の南武線はそんな突飛よしのない話が信じられるほど暗く寂しい電車でした。
そのためその話が私に与えたインパクトは絶大で、南武線に乗るとどこか別の場所まで連れていかれそうで、いつもなんとなく嫌な感じがしたものです。
モノレールができて本当によかった。
おかげで宇宙へ拉致される心配なく、今日も安心して立川へ行くことができます。