雪山と南国の海。
四国にはその両方があります。
西日本では雪が降らないと思っている関東の人は多いのですが、四国でもちゃんと降ります(写真)。
香川や愛媛へ行けばスキー場もあるほどです。
かくいう私も昔、九州へ行く飛行機に乗っている時、眼下の徳島県の山に白く雪が積もっていて驚いたことがありました。
「これは異常気象だ!」。
当時の私は、埼玉の職場に帰って同僚たちにそう言いふらしました。「四国に雪が降ってたよ」。同僚のみんなも驚いていました。
今では四国にも雪が降ると知っています。住んでみなければわからないことはけっこう多いものです。
ただ、四国のすごいところはそれだけではありません。
四国では、
北海道の山にも負けない立派なスキー場で遊んでから、車で2時間も下へ降りると、そこにはもう沖縄の海が広がっています。
雪山の隣にある白い砂浜とエメラルドブルーの海。
一日で両方行くと不思議な気持ちになります。
今自分はどこにいるのだろう?
海についていえば、高知の柏島が有名で、地元の人に聞くと柏島以外は海じゃないなんて言いますが、私から見れば高知の海は全部きれいなエメラルドブルー。
空港から4時間もかけて柏島まで行く必要はありません。
四万十町や中村でも十分美しい海を堪能できます。
一日で北海道と沖縄の両方を楽しめる四国。
地上の楽園です。