冬の風の匂い

さっき外へ出たら木枯らしが吹いていました。

今日出張治療に持って行った鍼灸道具一式が家になかったので、もしかしたら患者さんの家に忘れたか!と焦って外の車へ探しに出たらありました。

よかった。大切な商売道具を患者さんの家に忘れてきたらプロ失格です。

一昨日までの暖かさが嘘のように今日は冷え込んでいます。

外で吹き荒れている風には冬の匂いがしました。

「冬の風の匂い」といえばSMAPの歌の歌詞を思い出します。確かこのフレーズの前には「思い出っていつかは忘れてしまうものなのかな」だったはず。

忘れてしまった思い出は、忘れたことすら忘れてしまっているのでもう思い出せません。

そんな消えてしまった思い出は私の中にいったいいくつあるのだろう?と冬の風の匂いを嗅ぐたびにいつも思います。

大事なことを忘れてしまっているかもしれないと思うと恐ろしくなります。

大事な商売道具だってついさっきまで忘れてしまっていたほどです。

あり得ないことではありません。

どこかに置き忘れて、置き忘れたことすら忘れている思い出はいったいどうやって思い出したらいいのでしょう。




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