八王子市場の海鮮丼

私が多感な幼少時代を過ごした八王子。

今日はその八王子へ行ったついでに街の卸売市場へ寄ってみました。

懐かしい市場に足を踏み入れたのは50年ぶりくらいでしょうか。

私と同じく市場にも50年の風格が備わっていました。

場内は暗く汚れていて空き店舗だらけで廃墟寸前という感じ、ゾンビが歩いていても不思議ではない雰囲気です。

50年前の古い古い記憶をたどると、たしかこの卸売市場は当時二つに喧嘩別れし、敷地の中央を真っ二つに分ける物々しいバリケードが築かれました。

今日もまだバリケードは健在。

市場もまだ二つに分裂していました。

ただ二つの市場を隔てているバリケードの途中には当時はなかったはずの抜け道ができていて、50年の歳月に少しは和解が進んだのかもしれません。

そんなことはともかく、

今日はその市場で海鮮丼ランチ(写真)850円。

海から遠い八王子なのでそれほど期待していませんでしたが、これがことのほかおいしくて驚きました。

このおいしさは、大分で並んで食べた海鮮丼と同じです。

これに関サバを足せばまさに大分の海鮮丼。

そんな絶品と、私のふるさと八王子の市場で出会えて感動もひとしおでした。

ただ惜しむらくは、

この店が非常に汚い。座った座敷は床が食べかすなどのゴミだらけ。

おまけに大型のハエが二匹、店内を元気に飛び回っています。

一匹は何とか外へ追い出しのですが、残りの一匹がなかなか外へ出てくれません。

そのうちハエも調子に乗ってきて私を挑発しだしました。

こっちへ飛んできては逃げ、飛んできては逃げ、いなくなったと思ったらちょうどこっちが油断した頃合いに戻ってきてまた喧嘩を売ってきます。

おちおち落ち着いて海鮮丼も食べていられません。

それでもおいしいと思えたのだから大した海鮮丼です。

ハエに邪魔されず清潔な店で食べたら今日の5万倍はおいしさを感じられたはず。

海鮮丼がとてつもなく美味しかっただけに重ね重ね残念でした。




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